詐欺に強い弁護士

イラクディナール詐欺

イラクディナール詐欺は新たな投資詐欺の一つです。業者の勧誘前後に別の業者が「持っていれば高値で買い取る」と投資欲を煽って購入させるなどの「劇場型」の手口や「過去の投資被害を回復できる」などと言って勧誘する「被害回復型」の手口があります。ここでは、イラクディナール詐欺と自首について解説します。

詐欺に関するよくある相談「イラクディナール詐欺で被害届を出されそう」

イラクディナールの値上がりに便乗した投資勧誘のことで、詐欺の被害届を出されそうです。
この投資勧誘は、相手に「アメリカ軍がイラクから撤退した後、イラクの通貨であるディナール貨幣は値上がりします。だから、値段の安い今のうちにディナールを買っておいて、値上がりした後で売りに出せば、差額分がまるまる儲かりますよ」という情報を与えます。そして、この話に食いついてきた顧客に対して、「購入の手続きは面倒ですから、私が代わりに担当しますよ。ディナールを売りに出す際も、私が担当しても結構です」といって、私が間に入ります。その上で、本当はディナールを1800円から2000円程度の値段で購入したにもかかわらず、8万円から10万円の値段で購入して顧客に売りつけ、その差額分をそっくり私の取り分としていたのです。
しかし、ディナールを売りに出す作業がはかどらなかったり放置していたりしたため、数か月前から、顧客に不信感を持たれてしまっています。最近では、「もともと代わりに売ってくれるつもりなんてなかったんだろう」とか、「本当はディナールの買値はもっと安かったんだろう」と突き上げを食らっている状況です。
このままでは、詐欺の被害届を出されてしまいかねません。そうなる前に、自首してしまおうかとも考えています。自首してしまった方がいいでしょうか?

刑事弁護士の回答

イラクディナール詐欺とは

イラクディナール詐欺とは、まず「アメリカ軍がイラクから撤退するのに伴い、イラクの通貨であるディナールの価値が値上がりする」という情報を相手に与え、次に「今のうちにディナールを買い、値上がりしたら売るべきだ」と勧めて購入させ、その手数料やマージンを受け取るという手口です。実際には2万円前後程度しか価値がないのに、10万円前後の値段で購入させるなどの例があります。また、より巧妙なパターンとして、勧誘の前後に、別の業者を装う者から「イラクディナールをお持ちでしたら高値で買い取ります」という煽りを入れさせて、情報に信憑性を持たせるパターンもあります。

詐欺で自首するとどうなるか

自首とは、捜査機関に対する犯罪事実の申告を内容とし、これを自ら進んで自発的に行う必要があります。自首をした場合、刑が軽くなる場合があります(刑法42条1項)。しかし、捜査機関が既に犯人を特定できている場合においては、捜査機関に犯罪事実を申し出ても自首には当たりません。
また、自首は、逮捕の要件である逃亡のおそれや罪証隠滅のおそれを否定する事情になり得るため、自首することによって逮捕を回避できる場合があります。
弊社で取り扱った詐欺事件でも、自首したという事情から、被害者が逮捕されないように嘆願書を書いてくれたため、逮捕を免れた事案がありました。


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